最初のページ->Open Transport/PPPを使う


1. 注意事項


1) OT/PPPをインストール後、仮に不具合があった際、現状復帰をご自身の力で
 行うスキルがない方は、インストールするべきではありません。

2) 本解説は、私自身の環境で使用した経験をもとに内容を記述しております。
 同様の手順で他の環境でも利用できる保証は一切ありません。すべてご自身の
 責任の範囲でご判断下さい。

3) OT/PPPの使用に関するご質問にはお答えできません。本解説以外の点につき
 ましては、自力で解決して下さい。

4) 本解説は、漢字Talk 7.5.3以降の環境を前提にしています。他の環境では解説中
 の名称などが異なる場合がありますので気を付けて下さい。

2. セットアップ手順(概要)


1) OT/PPPはOpen Transport 1.1.1に対応していますので、OT/PPPと合わせて
 TCP/IP環境もセットアップする必要があります。

2) インストール後、拡張機能ファルダ内に作成された「Scripting Additions」
 というファルダから"PPP Commands"を「スクリプティング機能追加」ファルダ
 に移動して下さい。

3) 「スクリプティング機能追加」ファルダのなかに「表現形式」というファイル
 が保存されているはずです。CyberGateがOT/PPPにスクリプトを発行する際、
 内部で英語表現形式を使用しております。仮に、同フォルダ内に"英語表現形式"
 というファイルがないとCyberGateは正常に動作しません。
 なお、CyberGateでは、起動時に一時的に英語表現形式に自動的に切り替えて
 いますので、スクリプト編集プログラム等で英語版のDialectに切り替える
 必要はありません。

4) 拡張機能ファルダ内にある「Modem Scripts」というフォルダを開き、現在
 使用しているモデム名称があるか確認して下さい。もし見当たらない場合は、
 使用中のモデムに対応したModem Scriptファイルを別途インストールしなけ
 ればなりません。海外仕様のモデムの場合、製品に同ファイルが添付されている
 ことが比較的多いですが、国産モデムの場合は不明です。

5) これまでOpen Transport 1.1Jを利用していた方は、初期設定フォルダを開き
 "TCP/IP 初期設定"を捨てて下さい。この時点で、初期設定フォルダには、
 Open Transport 1.1.1用の初期設定ファイル"TCP/IP Preferences"が残って
 いるはずです。

6) 上記の準備が完了した後、コントロールパネルフォルダを開き、"Modem",
 "PPP", "TCP/IP"各ソフトウェアで実際に接続に必要な設定を行って下さい。


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